テニスが上手くなるには、どのような練習をすれば良いのかわからないと、お悩みの方も多いのではないでしょうか。テニスの正しいフォームを身につけることで、より自分らしい理想的なプレイができます。
今回は、テニスの正しいフォームを身につけることで得られるメリットや、テニスが上手くなる方法、基本テクニック向上のコツを詳しく解説します。テニス道具の選び方のポイントや手汗対策アイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
村瀬 永一郎
テニスコーチ
小学生からテニスをはじめ、大学まで競技を続ける。卒業後はテニススクールのインストラクターへ。運動に関する資格、全国大会出場の経験あり。
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テニスが上手くなるには正しいフォームを身につける
テニスが上手くなるためには、正しいフォームを身につけることが大切です。正しいフォームを身につけることで、打球時に効率よくエネルギーを伝えることができます。正しいフォームでプレイすると、以下のメリットが得られます。
- 6ストロークの安定感が高まる
- フットワークが向上する
- ケガのリスクが減る
6ストロークの安定感が高まる
6ストロークとは、テニスで使うすべてのショットの総称です。つまり、フォアハンドストローク、バックハンドストローク、フォアボレー、バックボレー、スマッシュ、サーブの6つのショットのことを指します。
正しいフォームを身につけることで、安定感のある多彩なショットを繰り出すことができます。正しいフォームはプレイ中の体へのダメージを軽減し、スムーズな体重移動や上半身の回転を可能にします。
世界的テニスプレイヤーのロジャー・フェデラーは、すべてのショットにおいて高いレベルを誇り、試合中のミスの少なさも高く評価されています。正しいフォームを身につけることは、苦手なショットを生まないことにもつながります。
初心者の方はもちろん、テニス歴が長い経験者の方も、正しいフォームを身につけることで全体的なレベルを高めることができます。
フットワークが向上する
正しいフォームは足の使い方や動き方といった、フットワークの重要な役割を担います。世界のプロテニスプレイヤーたちは、足の動きが非常に速く、無駄がありません。さらに、正しいフォームで正確なボールを打てるため、打点への入り方やバランスの取り方も安定しています。
フットワークが向上することにより、ラリー戦に強くなり、攻撃から守備への切り替えもスムーズに行えます。
ケガのリスクが減る
正しいフォームを身につけることは、ケガのリスクを減らすことにも役立ちます。正しいフォームでプレイすると体の余計な捻りが減り、筋肉や関節への負担も軽減します。テニスのケガの多くは、不正確なフォームによって関節や筋肉に過剰な負担がかかることが原因です。
正しいフォームを身につけることは、ケガ予防はもちろんスポーツキャリアを維持するためにも必要です。初期の段階から、正しいフォームを身につける基礎練習を怠らないようにしましょう。
正しいフォームは、プレーの質を高めるだけではなく、ケガなく長く競技を楽しむことができるようになります。
テニスの基本テクニックを向上させるコツ
テニスのテクニックを向上させるには、プレイの核となる「ストローク」「ボレー」「フットワーク」のコツを習得しましょう。相手との打ち合いを長く続けられることを、第一の目標にします。
ラリーがある程度続くようになった段階で、各ショットを使ってゲームをすると、効率的にテニスが上達します。
ストロークが上手くなるコツ
ストロークとは、1回地面にバウンドしたボールを打つショットのことです。テニスの試合中に、もっとも打つ頻度が高いです。ストロークには利き手側で打つフォアハンドストロークと、逆側で打つバックハンドストロークの2種類があります。ストロークを習得するために、意識すべきポイントは2つです。
下半身の捻りを使う
ショットを打つ際に腕を使ういわゆる手打ちになると、パワーが伝わらないだけでなく、ショットも不安定になります。下半身の力をしっかりとボールに伝えるように意識しましょう。
下半身を使うためには、腰をまわすことと、打球時に後脚で地面を強く蹴ることが大切です。ラケットを引く際に利き手とは反対の手を体の横に出すと、自然に体を捻ることができます。また、力強く後脚を蹴り出すことで、スムーズに前脚へ体重移動ができます。下半身を上手く使うことができれば、全身の力を効率よくボールに伝えられます。
ボールに回転を加える
テニスはコート内にボールを収めなければならないため、勢いに任せて打ってしまうとアウトになります。回転をかけることで、ボールの長短をコントロールすることができます。
回転には、トップスピンとスライスの2種類があります。トップスピンとは、ボールに順回転をかけるショットのことです。ラケット面を地面と少し下向きにし、下から上にボールを擦るように振り抜きます。
一方、スライスとは、逆回転のショットのことです。球速が遅くなるため、ラリーペースを変えたい時に使用します。ラケット面を少し上向きにし、ボールに対し斜め前に当てるように上から下に振り抜きながら打ちます。
ボレーが上手くなるコツ
ボレーはストロークとは違い、ノーバウンドで打つショットです。ボレーはシングルスでもダブルスでもポイントの決め手となることが多いため、必ず身につけたいショットです。
ボレーには、フォアボレーとバックボレーの2種類があります。フォアボレーとは、利き腕側(フォア側)で打つボレーのことです。一方、バッグボレーとは、テニスラケットのバックハンド側の面を使って打つボレーのことです。
どちらのボレーも、ラケットを振らないことがポイントです。ボレーはラケットでボールを押し出すイメージで、構えた時とボールを当てた後のラケットの面の向きがほとんど変わらないのが理想です。ボレーを打つ際は、ラケットが常に視界に入るようにしましょう。ラケットを後ろに引かなければ視界から消えることはないため、正しいボレーで打球できているかの目安になります。
フットワークのコツ
ストロークにしろ、ボレーにしろ、フットワークが軽くなければボールに追いつくことができません。フットワークの練習はストロークやボレーに比べると怠りやすいため、意識してトレーニングしましょう。テニスで使う主なフットワークを紹介します。
スプリットステップ
スプリットステップは、相手が打つタイミングに合わせて軽くジャンプするステップです。タイミングを計ることで、動き出しのロスを減らすことができます。注意したいのが、相手がボールを打った瞬間にステップを踏まないことです。タイミングを誤ると、自分の打球に間に合わなくなります。相手が打つ前にステップを踏み、打った瞬間に着地できるようにしましょう。
サイドステップ
体を正面に向けながら、反復横跳びのように移動するのがサイドステップです。ボールを打った後に元のポジションに戻る場合や、体の近い場所に来たボールを打ちやすい所まで移動する際に使います。サイドステップは上に飛ぶイメージではなく、重心を少し低くしながら足を開くイメージで移動することがポイントです。
クロスステップ
クロスステップはサイドステップと同じく、正面を向きながら横向きに移動します。クロスステップとサイドステップの違いは、足を前後に入れ替えながらステップをすることです。クロスステップの方がより素早く動くことができるため、遠くのボールを打ちたい時に使います。
ストロークとボレー、フットワークを習得すれば、テニスはできますので、特に初心者の方は最初に多く練習しましょう。
テニスの道具を見直すのもおすすめ
テニスの上達のために、ギアを変えることもおすすめです。レベルが上がるにつれて、求めるショットや打ちたいショットは変わります。
たとえば、高く弾むスピンを打ちたいにもかかわらず、フラットショット向けのラケットを使っていると、思うようなショットを打つことはできません。テニス道具はラケットやオーバーグリップテープ、手汗対策商品など、幅広く展開されています。自分が打ちたいショットに合わせて、適切なギアを選択しましょう。
ラケット
ラケットは、打ちたいショットと相性が良いものを選びましょう。ラケットは、大きく3タイプに分類されます。
パワー系
すべてのショットでとにかくパワー、スピードが出やすいラケットです。楽にボールを飛ばしたい方や、パワーで相手を圧倒したい方におすすめです。
スピン系
スピンに特化したラケットです。回転がかかりやすい構造になっているため、プレイの安定感を求める方におすすめです。
コントロール系
打ちたい場所に狙いやすいのがコントロール系の特徴です。上級者向けのラケットが多いですが、正確無比なボールを打ちたい方におすすめです。
この3タイプ以外にも、テニスラケット選びには重さやフェースのサイズなど考慮するべき重要な要素があります。まずは、打ちたいショットに適したラケットを選択して、スイングしやすい重さやサイズを決めると良いでしょう。
オーバーグリップテープ
ラケットと同様に、オーバーグリップテープ選びも重要です。
オーバーグリップテープはボールを打つ際の衝撃を吸収し、腕・肘にかかる負担やケガのリスクを軽減します。オーバーグリップテープはドライタイプ、ウェットタイプ、セミドライタイプ(セミウェット)の大きく3種類があります。
ドライタイプ
表面がザラザラしていて、水分をよく吸収します。特に、手汗をかきやすい方におすすめのグリップテープです。
ウェットタイプ
しっとりとした質感で、手に吸いつくような持ち心地のグリップテープです。初心者からトッププロまで、幅広く使われています。
セミドライタイプ(セミウェットタイプ)
ドライタイプとウェットタイプの中間のグリップテープです。ドライタイプほどカサカサしておらず、ウェットタイプほどペタペタしていない、快適な使い心地です。ドライ寄りの質感をセミドライ、ウェット寄りの質感をセミウェットといいます。
手汗対策商品
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実際に使用しているプロの方もいらっしゃいます。
道具にこだわることも上達の一つです。手汗に悩む方はチョークレスを使用すれば解決するかも!?
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まとめ
今回はテニスが上手くなるコツ、テクニックのコツを解説しました。テニスが上手くなるには、正しいフォームを身につけることが大事です。トッププロがあれだけ正確無比かつパワフルなショットが打てるのは、正しいフォームでボールを打っているからです。彼らはこれをジュニアの頃から徹底的に練習して現在のプロが生まれています。
<参考文献・URL>
ULLR MAG.「【テニス初心者必見!】まず身に付けたい「打ち方の基本」。自宅でのおすすめトレーニングも伝授!」
https://www.descente.co.jp/media/brand/lecoqsportif/17950/
Alpen Group Magazine「フットワークを鍛えよう!基本的なフットワークと上達のポイントとは」
https://media.alpen-group.jp/media/detail/other_220224_01.html
公益財団法人日本テニス協会「テニス指導教本I」(大修館書店)2015年